【社会】神奈川の社長遺体遺棄事件、元女性社員を再逮捕へ

神奈川県三浦市城山町、機械部品製造会社社長大和田四郎さん（当時８０歳）が遺体で見つかった事件で、
死体遺棄容疑で逮捕された同市白石町、元同社社員小村美奈子容疑者（４６）が「自分が殴って殺した」などと
供述していることが１６日、わかった。
三崎署捜査本部は近く、小村容疑者を殺人容疑で再逮捕する方針。

これまでの調べや供述などによると、小村容疑者は４月１９日夕、三浦市三崎の同社事務所内で、
大和田さんの頭部を鈍器のようなもので何度も殴り、殺害。その後、小村容疑者は、大和田さんの遺体を
布にくるんで軽乗用車の後部座席に乗せ、同日午後９時半ごろ、同県松田町の県道から、がけ下の山林に遺棄した疑いが持たれている。
小村容疑者は大和田さんの会社に経理担当として勤務していた当時、会社資金を横領した疑いがあり、
捜査本部は、横領が大和田さんに発覚したことが殺害の動機につながった可能性が強いと見て帳簿類の分析を急いでいる。

また、大和田さんの自宅や大和田さんが横須賀市内で経営していた工場で４月に入ってから、
段ボールが燃えるなどの不審火が４件相次いでおり、捜査本部で関連を調べている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040517i501.htm