【海外】結婚式当日に昔の恋人と現れた女性に損害賠償命令

結婚３日前に姿を消し、結婚式当日に昔の恋人と姿を現して結婚式を台無しにした２０代の女性が、
婚約していた相手側の男性に２５００万ウォンの慰謝料を払うことになった。

ある会社でアルバイトをしていたキム某（２８）さんは２００１年、同僚にユ某（２９・女）さんを紹介され、
１年半以上の交際の末、同年１２月に結婚の日取りを決めていた。
しかしデパートや量販店などで婚礼家具などを準備していたユさんは結婚式を３日後に控えた１１月末、
突然姿を消し、ユさんの両親は警察に拉致の捜査願まで出した。ユさんが再び姿を現したのは結婚式当日の明け方。
ユさんは昔の恋人と警察署に現れ、失踪届けを取り消した。

結局、結婚がご破算になり、そのショックで精神科の治療まで受けることになったキムさんはユさんを相手取って
６０００万ウォン余の損害賠償請求訴訟を起こした。
１審で裁判部は「ユさんは精神的な苦痛を受けたキムさんに１５００万ウォンを、キムさんの両親に１０００万ウォンをそれぞれ支給せよ」と判決した。
これに対しユさんは「住宅費用の１０００万ウォンと婚礼家具を返せ」と反訴を起こした。

ソウル高等裁判所民事２２部（裁判長・金ニ洙（キム・イス））は「キムさんはユさんから受け取った１１００万ウォン相当の婚礼家具を返し、
ユさんは１審通りキムさんに慰謝料２５００万ウォンを支給せよ」と調整決定を下したと９日、明かした。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/09/20040209000047.html