【英国】老後の関節炎防止に――ハイヒールは女性の膝にやさしい!?【調査】

しぶ茶φ ★

おしゃれだが健康にはよくないというのが通説のハイヒール。しかし、日常的な着用は後に
膝の骨関節炎防止につながる可能性のあることが研究の結果明らかになった。

ウォリック大学とオックスフォード・ブルックス大学の研究者らが、人口膝関節の手術を
予定している29人を含む、50～70歳の女性111人を対象に調査を実施。38種類の靴の写真を
見せてこれまでよく履いたことのある靴のタイプを選んでもらい、また、1インチ（約2.5センチ）
2インチ（約5センチ）、3インチ（約7.5センチ）といったそれぞれの高さのヒールについては、
最初に履き始めた年齢をたずねた。

その結果、ハイヒールを履くことと膝にトラブルが起こることとの間には因果関係が認められ
なかったばかりか、3インチのヒールを日常的に履いていた女性は膝の骨関節炎を発症する確率が
低いことが分かったという。さらに、ハイヒールを定期的に履いていた女性の中には、たとえ
骨関節炎を発症したとしても、痛みをまったく感じずにすむ者もいた。

しかしながら、膝の骨関節炎発症には、40歳前に肥満と診断されていたり、体に大きな負担の
かかる仕事についていたり、以前に膝の関節を痛めた経験があるといった、その他の要因も
指摘されている。

靴が原因で65歳までに膝の骨関節炎を発症する女性は、男性の2倍と言われているが、
今回の研究結果はこれまで健康の敵とされてきたハイヒールの汚名払拭につながるとの
期待さえ寄せられるものとなった。

ソース
http://www.japanjournals.com/dailynews/040114/news040114_3.html